1997年、冬。小学5年生だった。
近所のダイエーの玩具売場で、とてもかっこいいカードゲームを見つけた。
みんなはその隣のボンバーマンカードを買っていたけれど、僕はそのかっこいいカードゲーム、「モンスターコレクション」を買った。その後、すべてのお小遣いを投入した。
初期のころに「大砂蟲」と「クリムゾンクイーン」が出た。だから火属性を頑張って集めていた。
初めてカードショップで買ったカードは「鏡蟲」だったのを覚えている。
僕のデッキに、
魔法は不要なんだ。
そう誓った。
次の年、初めての拡張パック「古代帝国の遺産」が発売された。事前に申し込めば——たぶん抽選だったと思うけれど——特別なカード「ジャッジメント」がもらえた。
なぜか光属性のカードがよく出たので、頑張ってデッキを作っていた。でも、欲しいカードはどれも極レアで、揃えるのが難しかった。
「空中庭園の降臨」で「オーガパワーブラザーズ」が出てからは、なんとかオーガデッキを形にしようとしていた。
当時は小倉に住んでいた。新下関の大会まで、自転車で1時間半ぐらいかけて参加した。
そこで、バードマンデッキにぼこぼこにやられたのを覚えている。
カードを引いた日のことも、負けた日のことも、ずっと覚えている。
『背界の旅団』は、その記憶の続きを作るために始めたゲームです。